昨年の12月からQbookにて連載をしてた「ビジネスの成功に貢献するソフトウェアテスト」の連載が完結しました。全7回になりました。
- 第1回:いまどきのソフトウェア開発に求められるもの
- 第2回:新しい開発スタイルの概要
- 第3回:新しい開発スタイルに合わせたテストの概要
- 第4回:開発チームとテストチームの関係
- 第5回:品質リスクの許容度合い
- 第6回:テストレベル間のテスト量の関係
- 第7回:QA(Quality Assurance)の考え方
「ビジネスの成功に貢献する」とあるのは、「開発者、テスター、QAエンジニアといった方々はもとより、エンジニアでない方にとってもテストの必要性がわかるような連載をしてください」というリクエストを受けたためです。実際、どこまでエンジニアでない方にとってもわかりやすいように書くように努めましたが、連載を書き終わって思うのは、その時点で本当に必要とされていることに対して価値が提供できているかどうかがビジネスの成功と同義としてストーリー展開していたな、ということです。
この連載の少し前に、私はfreeeに入り、QAエンジニアとしてプロダクト開発チームに入って仕事をするようになりました。その時の経験や、そのために勉強したこと、また、ytte Labとして、コンサルティングでのお客様とのディスカッションの内容がこの連載には反映されています。皆さんありがとうございます。
特にfreeeでは、スクラムをやっているチームの中にQAとして参画し、同じ部屋で仕事をして、朝会、リファインメント、プランニング、レトロスペクティブといったミーティングにも参加しながらプロダクトをチーム一緒に作ったのはとても良い経験になり、第四回や第七回の話を自分の体験も踏まえた上での一般論として執筆することができました。
また、このQbookの連載の機会を与えてくれたバルテス の田中社長、堀さん、細野さんにもこの場を借りてお礼を言いたいと思います。このような締め切りがある仕事でないとなかなか筆も進みません。しかし、このようなアウトプットをすることで自分の頭の中がすごく整理されました。
ところで、この連載で使った写真は多分2015年頃に、プロのカメラマンに撮ってもらった写真を使いました。5年も前の写真なのでかなり若いし髪の毛の量も多く黒々してて今と違うって話もあります(笑)
Qbookのサイトではいっとき、この写真がサイトにいっぱい出てきて、家族から、「びっくりする」と言われました。(以下になります)
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