8th長崎QDGにてスペシャルセッションとして講演をしました。
https://nagasaki-it-engineers.connpass.com/event/316177/
私も全力で講演しましたが、私のセッション以外の全部のセッションもとても良い内容で、本当に学びのあるイベントでした。来場者も80名いらしたと主催者の方が話しており、大盛況でしたので、大成功だったと思います。参加した皆さん、運営のみなさん、お疲れ様でした。
当日の様子はXにてハッシュタグ #長崎QDG で垣間見れます。
当日の講演スライドは以下のリンクになります。講演タイトルは「ゆもつよがこの30年間自ら経験してきたQA、テストの歴史と未来」です。
この講演内容は、自分の経験から知っていることを皆さんに伝えるという主旨でしたが、あまり適当な内容でもいけないと思い、2ヶ月程度の間で多くの本やWebサイトを確認してスライドにしていきました。私の中でもあやふやだったテストからQAへの変化のタイミングや、歴史的経緯を整理できてすっきりできました。
講演でも話した、ソフトウェアテストの「網羅の呪縛から解放」は、製造業からの引き継ぎが間違ってしまったケースですが、それでも製造業から学ぶべきこともたくさんあります。その代表例がQC/TQCで、現代のQAの考え方の源流でもあるので、学ぶべきことはしっかり引き継いでいき、アップデートするところは間違えないでいってほしいという歴史からの教訓がこの講演から伝われば幸いです。
私と同年代もしくはそれ以上の方々はご自身の経験と照らし合わせてスライドを見てもらっても面白いと思います。若い方は、これからの未来に対して適切な方向へ向かっていけるために歴史から学ぶような気持ちで見てもらえればと思います。